2006.07.06
株式会社ピクセラ「自デジブログ」
株式会社ピクセラ様は、パソコン向けデジタルテレビのシェアNo.1を誇ります。地上波デジタル放送サービスに向け、自分のデジタルテレビとパソコンを組み合わせることができる新製品「自デジパソコン」を開発し、直販サイト限定販売のオリジナル製品として販売しています。
このプロモーションと製品の購入を連動させたサイト構築にECブログソリューション「ECkit」が採用されました。
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「自デジブログ。」
■課題:タッチ&フィールを体感する
直販サイト限定販売のオリジナル製品を訴求するにあたり、実際の機種に見て・触って感じをつかむ「タッチ&フィール」ができないことは厳しい条件であった。特に自デジパソコンは、「画質」が一番の売りである。実物を見せられないことは、プロモーションにおいては高いハードルで、どのように訴求するべきかが課題であった。
■解決策:ブログで商品の品質を伝える
ブログ採用のポイントは、ものづくりのこだわりや、ピクセラ製品の世界観を伝えることで商品の品質を伝えることができるという点であった。
今回は特に新商品「自デジパソコン」のプロモーションが目的である。そこで、MovableTypeでブログが構築でき、そのブログに商品を一括登録できる、EC Kitが導入された。
ブログには技術者が商品開発に関わる秘話を掲載するとともに、自デジパソコン関連の情報も掲載される。ブログから購入ボタンを押すと、既存のコマースサイト(ピクセラオンラインストア)へ誘導され、決済以降のプロセスはコマースサイトで行われる。
■効果:高まる商品サイトのページビュー
ピクセラ担当者様「現在はまだユーザー側からトラックバックなどの目立ったアクションはないが、取引先などの評判は好評です。インタビュー記事で登場する商品企画部の社員は、取引先の社員に記念写真をお願いされたそうです」
ブログについては、バズ(口コミ)の効果についての期待は大きい一方、内容更新などの課題もある。現在、自デジブログは2日に1度更新されている。担当者が前日にエントリーを書き、朝一番に公開する。アクセスが昼休みの時間帯に前半のピークがあるためである。また、ユーザーとの距離感を埋めるために、出来るだけ更新者のキャラクターが伝わるようにフランクな文体で書かれている。
ブログだけの影響でサイト全体のPVを押し上げているとは言い切れないが、製品ディレクトリのPV数を見ると影響の大きいことがわかる。更新しなかった日は、明らかにディレクトリのPV数が減っている。RSSリーダーなどで更新チェックしているユーザーが増えている可能性も高い。
常に新しいエントリーを公開するように心がけるなど担当者が情報発信に対して積極になった。また、商品情報の更新が容易で、自社コマースサイト「ピクセラオンライン」へのスムースな誘導も可能となった。
製品発表時、WEB系メディアに露出すると、サイトの総PV数は一気に2倍近くになるが、3~5日後には急激に減少する。その後、次の露出のタイミングまで、いかにアクセスを支えるか。この場面で、ブログの効果は高い。製品ディレクトリへのリピート率を高める効果にも期待がよせられている。
■今後:より高いコミュニケーションへ
ピクセラ担当者様「今回はコメントを受け付けない方針でしたが、トラックバックを引き出すような企画を、初期の段階で実施すべきでした」RSSリーダーの普及に伴い、ブログの記事の更新が手軽にチェックできるようになると、ユーザとより親密なコミュニケーションが出来る。今後は、さらに高いコミュニケーション施策が求められる。
■感想:担当者が伝えたいことを伝えられるメディア
ピクセラ担当者様「私自身、MovableTypeが英語版しかなかった頃、日本語パッチを入手してブログを公開したことがあり、ブログの良さを知っていたつもりですが、今回、オフィシャルブログの管理人として運営することで、新たな発見がありました。
たとえば、製品の性能を伝える場合でも、カタログページだとある程度、客観的な事実に基づいて書かなくてはなりませんが、ブログではエッセンスとして個人の主観を加えることで、その情報に「実感」を伝えることができると感じています。
もちろん、嘘や誇張はいけませんが、『何故このパーツが選ばれているのか?』といった内容を、カタログページに全て書き連ねると、ユーザーは押し付けがましく感じてしまいますが、ブログはもともと『自分が伝えたいことを、主観を交えて発信するメディア』として認知されているので、そういった点で制約が少なく非常に使いやすいと感じています。」
■株式会社ピクセラ
設立:1982年6月
所在地:大阪府大阪市
資本金:25億5,600万円
URL:http://www.pixela.co.jp/
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